Monthly Archives: 5月 2015

読書をする場所は結構選択肢が広がっているような気がします。特に家にいるときは床に寝転んでみたり、椅子に座ったり壁に凭れたり、時にはお風呂に持ち込んで読んだり…。その時の自分が一番読みやすい体勢を探していると時にとても人には見せられないようなおかしなポーズをしていることがあります。そんな時は肩が痛くなったり身体全体がばきばきと音を立てたりもします。
前に雑誌を読んでいると「読書がしやすいソファ」なんて商品が紹介されていて、読んでみると人間の体勢を研究して作られているそうです。とても興味を持ったのですが、外国製でしかもお値段も簡単に手を出せるようなものではありません。けれど一度座ってみたいと思っています。
ところが先日、友人の家へ遊びに行った時のこと。リビングに入ると新品のソファが置いてありました。「読書のしやすいソファ」とは全く別物でしたが、座ってみるととても気持ちよく、何となく安心感が生まれます。このまま本を開いたらリラックスして読めるんだろうなぁ、と考えていたら友人に変な顔をされてしまいました。なので感じたことをそのまま伝えてみると小さく笑われ、「今度は本を持ってきてもいいよ」と言われてしまいました。そう言われるとお言葉に甘えたくなってしまいます。

読書をする機会というのは実にさまざまな場面があります。一番身近なもので言えば自宅で購入した本を読むことですが、外出時に読むと言ったら図書館ですよね。図書館は私も好きで、よく通っています。しかし図書館を利用しなくても外出時に本を読む機会は結構あると思います。
私の知り合いで看護師をしている人が居るのですが、先日「病院の待合室に置く本を一緒に買いに行ってほしい」と頼まれました。病院に置いてあると言えば、雑誌が多いと思っていたのですが、近頃は子どもの患者さんも増えたことで、少ない冊数を取り合ってしまうことが起こると言います。そのため、新しいタイトルを増やしたいとのことでした。
書店へ向かい、児童書のコーナーに行くと昔読んだことのある本が並んでいて、ちょっとワクワクしました。その人と一緒に買うものを選びながら思い出話をしていると、小さな頃に読んだ作品は結構似ていることがわかりました。そこで、病院に置くものもそういった種類にしてみれば、お母さんも一緒に楽しく懐かしみながら読むことができると思いました。
新しい作品と昔ながらのものを数点購入して店を出て、その日はそのまま別れました。後日訪れた患者さんが「懐かしい!」と言ってくれているのを教えてもらい、とても嬉しくなりました。